質的研究のコード化・カテゴリー化を体系的に解説|実践ガイド

SCATとは|質的研究 用語集

time 2026/01/21

読み方 スキャット
英語表記 Steps for Coding and Theorization
関連カテゴリ 分析ツール

SCATとは

SCATとは、大谷尚が開発した質的分析手法である。「Steps for Coding and Theorization」の略。

4ステップ(データの言い換え→説明→概念化→テーマ構成)でコーディングからストーリーライン作成までを行う。表形式のフォーマットに沿って進めるため手順が明確で、少数のデータでも分析可能。

具体例

逐語録の一節を、①言い換え(別の言葉で表現)、②説明(その背景を説明)、③概念化(抽象的な概念に)、④テーマ(より大きなテーマへ)の順に処理する。

よくある疑問

GTAとの違いは?

GTAは理論構築を目指す大規模な分析に向く。SCATは手順が明確で、少数のデータでも分析できるため、初学者や小規模研究に向く。

関連用語

この記事を書いた人

タイナーズ 代表 西山勝之

タイナーズの代表者。2006年以来、議事録作成は元より、整文、要約、質的研究素材づくりなど、広く言語に関わる業務の陣頭指揮を執っている。言語学を応用した研究領域の大学院既卒者(修士)。表現のニュアンスを大切にしている。