2026/01/22
| 読み方 | しゅだいぶんせき |
|---|---|
| 英語表記 | thematic analysis |
| 関連カテゴリ | 質的研究の基礎 |
主題分析(テーマ分析)とは
主題分析(テーマ分析)とは、データ内のパターン(テーマ)を特定し、分析・報告する方法である。BraunとClarke(2006)が6段階の手順として体系化した。
特定の理論的立場に依存しない柔軟なアプローチで、初学者にも取り組みやすい。
具体例
職場ストレスに関するインタビューを分析し、「業務量の多さ」「人間関係の難しさ」「評価への不満」といったテーマを抽出する。各テーマがどのように関連しているかを検討し、報告する。
よくある疑問
6段階の手順とは?
①データに親しむ→②コード生成→③テーマ探索→④テーマ見直し→⑤テーマ定義→⑥報告、という流れである。
コード化・カテゴリー化との関係
主題分析は、漠然と言えば「コード化・カテゴリー化をして分析すること」と理解しておおむね正しい。ただし、カテゴリーを積み上げればテーマになるわけではない。
テーマは「カテゴリーの上位概念」ではなく、データを貫く意味のパターンだ。コード化・カテゴリー化で止まると「整理」で終わる。研究者が解釈的に関与して初めて「分析」になる。
また、「インタビューのテーマ」と「分析で見出すテーマ」は異なる。インタビューガイドで決めるのは「問いの方向」であり、主題分析で見出すのは「答えの意味」だ。

