質的研究のコード化・カテゴリー化を体系的に解説|実践ガイド

非言語情報の記述とは|質的研究 用語集

time 2026/01/21

読み方 ひげんごじょうほうのきじゅつ
英語表記 non-verbal notation
関連カテゴリ コード化に適した逐語録

非言語情報の記述とは

非言語情報の記述とは、笑い、ため息、声のトーン変化、涙など、言葉以外の情報を逐語録に記録することである。

「(笑)」「(涙ぐむ)」「(声を落として)」などの形式で補記する。言葉だけでは伝わらないニュアンスや感情を残すことで、コード化の際の文脈理解を助ける。

具体例

「まあ、仕方ないですよね(笑)」の「(笑)」は、本当に面白いのか、諦めの笑いなのか、苦笑なのかで意味が異なる。可能であれば「(苦笑)」「(自嘲気味に笑う)」などと補足する。

よくある疑問

どこまで詳しく記述すべき?

過度な記述は読みにくさにつながる。分析に必要な範囲にとどめ、重要な場面の非言語情報を選んで記録する。

関連用語

この記事を書いた人

タイナーズ 代表 西山勝之

タイナーズの代表者。2006年以来、議事録作成は元より、整文、要約、質的研究素材づくりなど、広く言語に関わる業務の陣頭指揮を執っている。言語学を応用した研究領域の大学院既卒者(修士)。表現のニュアンスを大切にしている。