コード化・カテゴリー化で研究素材を整理する|タイナーズ

カテゴリー化表現の統一と横断の補足

time 2025/10/10

以下をアップしました。

質的研究 カテゴリー化のやり方「カテゴリーの表現は統一・横断する」
https://www.tapeokoshi.net/2320/

内容の素晴らしさもそうですが、今回、とくにイラストがうまく作れましたので、ここで再掲。

カテゴリー表現のイラスト

大枠を示した概念的なイラストですから、漠然と「なるほどな」と感じていただけたらそれで役割は果たしたと言えますが、ちょっと補足をしておきますと、

「統一されていない例」のほうでは、インタビューAとBには2つのカテゴリー、Cには1つのカテゴリーがあります。

これは、実際のインタビューを想定すれば、明らかに少ないです。

インタビューの長さや会話の深度にもよりますが、少なくとも4つ5つは作られてしかるべきです。

 
また、これら3インタビューにある5つのカテゴリー表現は、

  • 仕事のやりがい
  • 人間関係の悩み

この二つだけで事足ります。
あとの、働く喜び、対人トラブル、職務満足感は、上記2つに吸収される(重複している)ことは読者諸氏にはすぐにお分かりいただけると思います。

この記事を書いた人

タイナーズ 代表 西山勝之

タイナーズの代表者。2006年以来、議事録作成は元より、整文、要約、質的研究素材づくりなど、広く言語に関わる業務の陣頭指揮を執っている。言語学を応用した研究領域の大学院既卒者(修士)。表現のニュアンスを大切にしている。

代表者(このサイトの著者)

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代表者の西山です。質的研究素材としてのコード化・カテゴリー化についての気づきを発信しています。コード化・カテゴリー化業務を承っていますので、ご要望の方はご連絡ください。