質的研究のコード化・カテゴリー化を体系的に解説|実践ガイド

匿名化とは|質的研究 用語集

time 2026/01/21

読み方 とくめいか
英語表記 anonymization
関連カテゴリ 研究倫理

匿名化とは

匿名化とは、逐語録や報告書から個人を特定できる情報を除去・変更することである。

氏名、所属、地名、特徴的なエピソードなど、対象者が誰か分かってしまう情報を伏せる。「A氏」「B病院」などの記号に置き換える方法が一般的。研究倫理の基本要件であり、協力者のプライバシー保護のために不可欠である。

具体例

「山田さんは東京のC大学病院で…」→「Aさんは都内のB病院で…」。特徴的すぎるエピソードは、本質を損なわない範囲で一般化する。

よくある疑問

どこまで変えればよい?

関係者が読んでも個人を特定できない程度。特に小さなコミュニティ(特定の病院、地域など)では、かなり詳しい人でも特定できないよう注意が必要。

関連用語

この記事を書いた人

タイナーズ 代表 西山勝之

タイナーズの代表者。2006年以来、議事録作成は元より、整文、要約、質的研究素材づくりなど、広く言語に関わる業務の陣頭指揮を執っている。言語学を応用した研究領域の大学院既卒者(修士)。表現のニュアンスを大切にしている。