質的研究のコード化・カテゴリー化を体系的に解説|実践ガイド

監査証跡とは|質的研究 用語集

time 2026/01/21

読み方 かんさしょうせき
英語表記 audit trail
関連カテゴリ 研究の質

監査証跡とは

監査証跡とは、研究の全過程(データ収集、分析判断、理論構築など)を記録し、第三者が追跡・検証できるようにしたものである。

生データ、コーディングの記録、分析メモ、意思決定の根拠などを体系的に残す。研究の透明性を確保し、確証性依拠性を担保する。いわば「研究のログ」である。

具体例

フォルダ構成:①生データ(逐語録)、②コーディング記録(Excelファイル)、③分析メモ、④コードブックの変遷、⑤意思決定の記録。これらをまとめて保存しておく。

よくある疑問

どこまで記録すればよい?

第三者が「なぜこの結論に至ったか」を追跡できる程度。すべての判断を記録する必要はないが、重要な意思決定は残しておく。

関連用語

この記事を書いた人

タイナーズ 代表 西山勝之

タイナーズの代表者。2006年以来、議事録作成は元より、整文、要約、質的研究素材づくりなど、広く言語に関わる業務の陣頭指揮を執っている。言語学を応用した研究領域の大学院既卒者(修士)。表現のニュアンスを大切にしている。